3 MINUTES3分でわかる能美防災

能美防災とは?

100年前の震災が、
私たちの使命の原点。

1923年9月1日関東大震災

死者・⾏⽅不明者約10.5万人のうち9万人超が犠牲となったのは地震ではなく火災だった。この惨状を前に、能美防災の創業者能美輝一は、防災事業こそ社会の使命だと決意した。

100年以上の
信頼と技術で守る、
安心・安全な未来。

そして今、能美防災は創立100年を超える国内No.1の防災設備機器メーカーとして、業界を牽引し続けています。自動火災報知設備や消火設備をはじめ、常に最先端の防災システムを全国の施設に提供し、人々の安全を守り続けています。安全を提供するフィールドは幅広く、一般住宅からビル、駅、空港、大空間施設、文化財、プラント、トンネル、医療施設、情報通信インフラ施設など、多様な環境で火災から命と財産を守る重要な役割を果たしています。

社 是

防災事業のパイオニアとしての使命に徹し、社会の安全に貢献する。

研究開発からメンテナンスまでの一貫体制の下、災害から生命・財産を守るための最新・最適な防災システムを、日本全国そして世界に提供し続けることを理念とし、これからも安心できる社会を支えていきます。

提供する価値

確かな防災の力

能美防災は、開発・設計から施工、そしてメンテナンスまでを自社で一貫して手がけ、最後まで責任を持って安全を支えています。あらゆる現場で火災リスクに備え、確実で信頼性の高い防災システムを提供。社会全体の安心と安全を守るプロフェッショナルとして、“守る”を超えた価値を創り続けています。

自社完結だからこそ、
守れる信頼。

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    防災設備の開発
    火災を見つける力を、
    技術で進化させる。

    火災の初期兆候をとらえるセンシング技術や、異常を即時に制御システムへつなげる通信設計など、能美防災の開発はまさに“火を見つける技術”の結晶。研究・設計・試験までを自社で行い、ハードもソフトも自らつくるメーカーとして、命と社会を守るシステムを形にしています。

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    防災システムの設計・設置
    建物が変われば、
    守り方も変わる。

    大型施設から文化財、プラントまで、建物ごとに火災リスクは異なります。だからこそ設計も施工もオーダーメイド。配線設計、設備配置、放水角度など、細部に理系の知恵と技術が活きています。図面を“読める”だけでなく、“組み立てる”力が求められる現場です。

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    保守・メンテナンス
    守るのは、人と、
    仕組みそのもの。

    火災時に確実に作動するためには、設備が日々正しく動いていることが前提。制御盤の動作確認、センサの微調整、経年変化のデータ管理。その⼀つひとつが“止まらない社会”を支えています。ふだんは静かに、でも確実に“その時”に備えて万全を期しています。

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信頼の証

能美防災の技術は、日本全国のあらゆる施設に導入されています。歴史ある寺社仏閣や空港、大規模なショッピング施設、学校や病院など、みなさんの身近な場所でも活躍。目に見えないところで火災を防ぎ、安全な環境を守ることで、日々の安心を支えています。実は身近にある私たちの技術や実績は、「もし能美防災がなかったら?」をご覧ください。

全国地図
もし能美防災がなかったら?Coming soon...

能美防災の“初”

取り組みで"初"
“PROTECTGEL”による初の延焼抑制手段(2020年頃〜)
能美防災と工学院大学、東京理科大学の共同研究および総務省消防庁の消防防災科学技術研究推進制度を経て開発した「PROTECTGEL」は、ゲル状で垂直面にも定着し、対象物に水の膜を形成することで着火を遅延させる効果を持ちます。特に茅葺屋根の火災に対して燃焼部に散布すると、定着した水の膜が空気の供給を抑制して茅葺屋根内部の燃焼拡大を抑え込むことができる革新的な延焼抑制剤。文化財や木密地域などで活用されており、環境や人体への配慮も備えた“やさしい延焼抑制剤”として注目を集めています。
避難所開設支援アプリ“N-HOPS”の初実証(2024年)
避難所開設を『誰もが・わかりやすく・迅速に』実施できるように支援するアプリ「N-HOPS」を開発しています。2026年度のリリースに向けて、埼玉県春日部市を足掛かりに、東京都渋谷区、埼玉県行田市、千葉県佐倉市などで実証実験を展開中です。
技術で"初"
AI × 映像解析 画像処理による煙検知システム(2012年)
能美防災は徳島大学との共同研究により、監視カメラ映像を使って煙を検知する画像解析システムを開発・製品化。現場に駆けつけずとも火災の兆候を把握できるこの技術は、省人化や遠隔監視を可能にする革新的な仕組みとして、次世代の防災手段の一つとなっています。
火災時も安定した高発泡性能(2009年)
煙や高温の環境下で発泡倍率が著しく低下する課題を解消するため、能美防災はインサイドエアーHi-Exシステム「Perf-Ex」を開発。世界的に規制が進むPFASを含まない薬剤も開発し、火災時の高温・高煙濃度下でも高い発泡倍率と優れた消火性能を発揮します。
導入で"初"
高層ビルにおける先駆的防災 霞ヶ関ビルへの初導入(1968年)
「煙感知器」という言葉すら存在しなかった時代、能美防災は日本初の超高層ビル・霞ヶ関ビルにイオン化式煙感知器を導入。法的な特例を得て実現したこの事例は、都市化の進展に合わせた防災のあり方を示し、高層ビル火災対策の原点となりました。
日本最長トンネルへの防災設備本格導入(1987年)
1987年に開通した青函トンネルで、鉄道トンネルとして初めて本格的な防災設備が導入されました。トンネル内には、煙の濃度を光で検知する減光率煙検知器が設置され、火災の早期発見を実現。また水噴霧設備が配置され、火災発生時の迅速な初期消火と延焼防止に寄与しています。

これらの事例だけでなく、
能美防災では様々な“初”を成し遂げています。

成長性

能美防災グループは、どんなときでも地に足をつけて、安定した成長を続けてきました。リーマンショックや大きな災害、世界的な情勢の変化があっても、揺らぐことなく、一歩ずつ前へ進んできた会社です。
そして今、その売上の伸びは、次の技術開発への投資につながっています。新しい防災システムや設備の研究に力を注ぎ、より安全で、より使いやすい製品を届けるために、技術にしっかりと向き合っています。ただ成長を追うのではなく、社会の安心につながる未来を、創り続けている企業です。

グラフ

未来に向けて

能美防災は、既存の領域に加え、人材育成の土壌を整え、社員一人ひとりが成長できる環境を提供していきます。また、開発への投資の手を緩めることなく、新たな挑戦を続けることで、未来に向けて社会にさらに貢献できる企業を目指し、進化を続けています。

未来のプロジェクトComing soon...