人を知る INTERVIEW
失敗を恐れずに様々な仕事に挑戦
能美防災に入社を決めた理由を教えて下さい
私の父は養護学校の教員をしており、困っている人を支える父の姿を見て、幼い頃から誇らしく感じていました。自然と私自身もより多くの人を支えられる人になりたい、自分自身が誇れる行動を取れる人でありたいと考えるようになりました。
大学ではボランティアサークルに所属し、活動を通じて、その想いは日に日に強まりました。そのような中で能美防災と出会い、社会に安心・安全を提供するという重要な使命、それに伴う大きな責任とやりがいを誇らしげに語る社員さんたちに強く魅力と共感を覚え、入社を決意しました。

仕事内容を教えて下さい
私の所属する部署では、主にビル向け自動火災報知設備と消火設備の保守点検・修繕工事・リニューアル工事の提案や管理を行っています。設置された機器が正常に機能するように維持し続ける仕事です。
消防法で半年に1度の保守点検を義務付けられており、お客様の施設の運用を止めないように点検の計画を立て、その点検結果をもとに、いつ何を交換すべきか長期的な視点でリニューアルの提案をします。お客様とは長期のお付き合いになりますし、施設の運用計画も把握しなければならないので、定期的なコミュニケーションを大事にしています。元々人と関わることが好きなので、自分には合っている仕事だと感じています。
これまでどのようにステップアップしてきたかを教えて下さい
配属されてからは、基礎的な知識を得るための座学研修も行いましたし、自分たちが取り扱う製品に関する消防設備士の資格も勉強して取得しました。しかし、やはり現場が一番得るものが多かったと思います。OJTの先輩はもちろん、たくさんの先輩方の現場に付き添わせていただきました。部署全体で育てていただいたと感じています。
オフィスビル・ホテル・学校・病院・駅など、様々な施設で様々なお客様と点検や工事の計画を立てるのですが、先輩によってコミュニケーションスタイルも物件ごとのルールも様々だったため、同行しながら色々と吸収させていただきました。

能美防災に入社して、「挑戦」したエピソードを教えて下さい
部署に配属後は、基本的にOJTの先輩に指示をもらいながら、事務処理や現場業務をこなしていました。2年目の初夏、先輩から改修工事を任されました。それは契約物件のテナント入居に伴う工事で小さな規模の内容ではありましたが、現場調査から日程の調整、機器の手配、工事の立ち合い、消防署への書類提出まで一連の工程を1人でこなす必要がありました。現場調査で必要な情報を調べ、正しい機器を手配して工事を行うことは、それまでは先輩が一緒だったために気になりませんでしたが、1人で行うとなると心配や不安が募りました。
まだまだ少ない知識と経験ではありましたが、情報収集と確認を何度も行い、無事に工事を完了することができました。今後も失敗を恐れずに様々な仕事に挑戦していきたいと思います。

※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。