人を知る INTERVIEW

様々な部署との連携し、お客様のご要望を叶える

能美防災に入社を決めた理由を教えて下さい

私はもともと歴史が好きで、社会科の教員を目指していたため、防災業界は未知の分野でした。しかし、能美防災のことを調べてみると、寺社仏閣等の歴史的建造物に数々の納入実績をもっていることが分かりました。

特に印象的だったのは、昭和11年に発生した三十三間堂の火災において、能美防災の自動火災報知機が作動し、大事に至らなかったこと。「この会社の製品があったから、歴史ある建物が今も存在しているのだな」と感銘を受けました。その後、縁があって入社することになり、今に至ります。

仕事内容を教えて下さい

特販事業部では、主に住宅用火災警報器の販売やOEM(他社ブランドの受託製造)を行っています。災害用の備蓄品等も取り扱っていて、取り扱う製品はかなり幅広くあります。

OEMグループに所属している私の主な仕事は2種類ありまして、ひとつは、担当するお客様の製品の納期・機器の仕様変更に関する、社内外の調整役です。製品の種類が数百にも及ぶので、覚えるだけでも大変ですが、「遅延なく納品すること」、その当たり前のことを守るために、様々な部署の方に協力していただいています。もうひとつは、クラウドを利用し地域の防災情報をメール配信する新しい防災システムの営業サポートで、各支社と協力して営業に当たっています。

これまでどのようにステップアップしてきたかを教えて下さい

最初は現在の部署をサポートするスタッフ部門に配属されましたが、文系出身で、この業界の基礎知識も全くなかったので、機器の名前を覚えるだけでも四苦八苦していました。幸い、当社には様々な研修や資格取得への援助があるため、消防設備士の資格を取ったりしながらコツコツと勉強を重ねながら、日々の業務に当たりました。

その後、現在の営業部署への配転を打診され、異動しました。営業の仕事も未経験だったので、慣れるまでは毎日ドタバタしていましたが、前部署と同様、今できることをコツコツと続けています。最近、主任職相当に昇格したので、自分のことだけではなく、周りにも目を配っていくことができるよう、視野を広く持つことが課題です。

能美防災に入社して、「挑戦」したエピソードを教えて下さい

今でも時々思い出すのは、あるお客様と信頼関係を結ぶきっかけになった仕事です。営業部へ異動したばかりの頃、前任者から担当を引き継いであまり時間が経っていなかったこともあり、お客様との関係は決して良好とは言えませんでした。そんな中、とある物件への納品調整がなかなかうまくいかず、予定日前日に配車調整がまだ完了していないという事態に陥りました。お互いの業務終了時間はとうに過ぎていましたが、ギリギリまで諦めずにお客様とも協力して調整に当たった結果、なんとか予定通りに現場に納められることが決まりました。

大きな仕事ではありませんでしたが、お客様からは感謝の言葉をいただき、この一件を境にお客様との関係が好転していったので、今でも忘れられない仕事です。

能美防災を目指す方に
メッセージをお願いいたします。
MESSAGE

能美防災は日常業務に留まらず、資格取得やビジネススクール、語学研修など、様々なチャレンジが用意されている会社です。常に挑戦する気持ちを持った方であれば、どんな部署でも活躍できると思いますよ!

※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

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