NOHMI QUICK GUIDE
採用メッセージ
「守り」への
挑戦を、ともに。
私たちが掲げる「火災被害ゼロの社会」の実現には、文系・理系を問わず、様々な技術や知識を活用し、防災への挑戦を続けていくことが何より不可欠です。
大切な人を、大切なものを、大切な場所を守るために。能美防災は、攻めの「守り」へともに挑む、あなたの勇気あるチャレンジをお待ちしています。
数字で見る能美防災
能美防災は業界のパイオニアとして、その役割・使命に徹し続けてきました。
長きにわたって刻んできた歴史と、トップメーカーとしての実力を象徴する、以下の数字をご紹介します。
創立 1916 年
創業
1924
年
自動火災報知設備による
防災事業を開始
売上高
1185
億円
(連結/2024年3月期)
経常利益
122
億円
(連結/2024年3月期)
拠点数
78
箇所
海外拠点数
5
箇所
能美グループ
23
箇所
(国内外)
従業員数
2,766
名
(連結/2024年3月期)
知的財産権の件数 (特許、実用新案、意匠)
国内・海外登録済
1710
件
(2024年7月時点)
国内・海外出願中
636
件
主力煙感知器
のシェア
※2023年度光電式2種煙感知器のシェア
約
37%
中・大規模物件向け
受信機
(システム制御盤)
のシェア
※2023年度GR型受信機のシェア
約
41%
能美防災の事業領域
能美防災の活躍するフィールドは無限大です
創立100年を超える国内No.1防災設備機器メーカー、能美防災。自動火災報知設備・消火設備など、常に最新の防災システムを全国の施設に提供してきました。そのフィールドは幅広く、一般住宅をはじめ、ビル、駅、空港、大空間施設、トンネル、プラント・危険物貯蔵(取扱)所、文化財、医療・福祉施設、情報通信インフラ施設、清掃工場、ヘリポート、船舶など、人々の生活になくてはならない場所を火災から守っています。
主要な製品の機能と種類
ビル・地下街防災
オフィスビル、超高層ビル、ホテル、百貨店、駅など、物件の規模に合わせた防災システムを構築します。
R-26E(受信機)
※2019年9月現在 国内メーカー
複合GR型システム 当社調べ
リング型表示灯付発信機
大空間防災
空港、スタジアム、体育館、アトリウムなどの天井が高い大空間は、天井設置の感知器・スプリンクラーなどでの火災検知・消火が難しいため、壁面設置型の製品などが用いられています。
光電式分離型感知器
SR100システム
発変電・石油・化学などプラント防災
火災の早期発見・消火はもちろん、火災による損失リスクも大きいプラントには、屋外設備の火災監視や周辺への被害を抑制する製品なども提供しています。
赤外線3波長式炎感知器
(防爆)
水幕設備
工場防災
自動車・電気製品・医薬品・食品などの製造工場、流通倉庫、電気室、クリーンルームといった施設の用途や想定される出火要因に合わせた火災の検知・消火方法をご提案しています。
赤外線3波長式炎感知器
(非防爆)
高発泡消火設備
情報通信インフラ防災
データセンター、コンピュータルーム、サーバー室、IT関連施設などは、損失時のリスクが高いため、火災を未然に防ぐ超高感度センサなどを提供しています。
火災予兆検知システム
NN100消火システム
国内納入物件
姫路城
日本初の世界文化遺産「姫路城」。江戸時代初期に建てられた天守や櫓の主要建築物が現存しており、姫路城内の建造物は、国宝8棟と重要文化財74棟の指定を受けています。姫路城には自動火災報知設備・消火設備だけでなく、監視カメラや防犯センサ等も納めており、日本の城郭で模範とも言える総合防災設備を設置しました。美観には配慮し、機器は指定色、消火栓は檜製、スプリンクラーヘッドは金メッキ仕様にし、建物との調和を図っています。
スプリンクラー
ヘッド
スプリンクラー設備の放水部。火災の発生を自動的に検知して放水を行います。写真は通常色ですが、感知器などの露出する機器は、美観を損なわないよう、建築物の色調に合わせたカラーリングを施すこともあります。
東京駅
東京のターミナル駅として多くの人々の生活を支えてきた東京駅には、最先端技術を搭載した放水ヘッド等スプリンクラー設備「SR100システム」を納入。重要文化財に指定されているため、既存の煉瓦・内蔵鉄骨を傷つけないように検討し、細心の注意を払いながらの作業でした。ノズル取付においては、意匠との取り合いも上手くいき、満足のいく工事ができました。
自動放水システム
『SR100』
通常時はパネル内に格納(写真左)されており、自動火災報知設備の火災信号で起動(写真右)し、感知部にて火源を探査・確定後、放水部を火源方向に自動指向し放水します。
海外でも活躍する能美防災の技術
タンソンニャット国際空港
ベトナム経済の中心都市、ホーチミンの「空の玄関口」である空港です。2007年には、日本による政府開発援助で新国際線空港ターミナルビルがグランドオープンしました。この空港には、自動火災報知設備、窒素ガス消火設備を納入しています。
光電式分離型
煙感知器
空港のロビーなど、天井の高い大空間などに用いられる感知器。赤外光を発する送光部とそれを受ける受光部を5m~100mの距離に対向設置し、この光路上を煙が遮ったときの受光量の変化で火災を検出します。