大正5年創立 防災のパイオニア

能美防災に入社を決めた理由を教えて下さい

能美防災の会社説明会に参加して一番感じたことは「防災に関する仕事を通じて、世の中の生命と財産を守っている」という自負を社員の方々がしっかりと持っているということです。ここまで多くの社員が同じような意識を持って働いている会社に、就活中には出会わなかったこともあり興味を持ちました。自分の性格は積極的に前に出るタイプというよりは、一歩ずつ着実にとことんこなしていくタイプであると自覚しており、防災設備が「普段は目立たないがなくてはならない存在」であることから、自分の性格に合う会社だと思い入社を決めました。

仕事内容を教えて下さい

私の所属する消設管理課では、ビルや工場、病院など、消防法により設置を義務付けられたスプリンクラー設備や泡消火設備などの消火設備に使用する様々な機器の技術的な支援や管理を行っています。また、研究開発部門の開発支援および開発の企画・管理も行っています。日々、営業から納入、点検までの様々な場面での技術的サポートを行うため、多くの部門と関わることができます。機器の不具合やトラブルに関する問い合わせに対して、スピーディーに、正確に対応することはもちろん、ときには機器を設置する現場に特化した仕様を持つカスタマイズ品を設計することもあり、その際には営業担当や施工担当の要求と製作サイドの要求をすり合わせながら設計を進めていきます。

これまでどのようにステップアップしてきたかを教えて下さい

初めの配属先は、消防法にとらわれない物件に設置する消火設備用機器のカスタマイズ設計をする部署でした。配属されるまで設計どころか図面を書いたこともありませんでしたが、OJTの先輩に図面の書き方を一から教えてもらいつつ、担当する仕事の図面を書きながら見方などを勉強していました。

また、部署で扱っている機器はすでに製造していないものを含め、かなりの数があり、それぞれが「どこに」「何のために」「どのように」使用されるものなのかを把握しないことには、技術支援も開発支援もできないため、携わる機器についての勉強を繰り返してきました。現在は消防法が関わる機器を扱う部署に異動したため、機器そのものだけでなく法令についても勉強する日々を過ごしています。

今後のキャリアプランやチャレンジしたいことを教えて下さい

入社してから、消防法にとらわれない物件と消防法に関連する物件に納入する消火設備用機器の両方に携わってきたことから、あらゆる消火設備用機器について把握する人材になりたいと考えています。そのために、技術本部の社員として新たな消火設備用機器の開発に携わる必要があると思っています。

機器開発では研究開発部門と共に機器の仕様を決定するだけでなく、設備設計、施工、点検などのあらゆる場面で必要となる基準をまとめる必要があります。そのためにはさらに新しい知識を学び、身につける必要があることから、自分を成長させるいい機会になると考えています。